合格したよ
 スズノスケ :  男、会社員、受験歴2回 
1. これまでの学習スタイル、学習時間など 
(1)受験歴
・第42回試験(1回目) 通信 結果は惨敗
・第44回試験(2回目) 独学+Tome塾+通信(一般常識と白書対策)
 1回目の受験では、過去問が全然解けず、挫折してしまいました。
 2回目は、「宝くじの1等を当てるのは不可能に近いが、合格できる確率が9%もあるのだから、最後まであきらめずに頑張ってみよう」と考え方を改めて受験しました。
(2)学習スタイル  学習は12月から始めました。
 平日は2時間、休日は10時間。
 基本書は秋保先生の「うかるぞ社労士」、問題集は「うかるぞ社労士一問一答」、「うかるぞ社労士5年間過去問」を使用しました。
 まず、基本テキストを読み、第1章を読み終わったら、「一問一答」を解きました。  前回の受験では、いきなり「過去問」の難題を理解しようとしたため、途中で挫折してしまいました。  
 同じ轍を踏まないように、まず「一問一答」で基本事項を理解できるようにしました。
 「一問一答」で間違ったところを基本テキストで再確認し、次に「過去問」を解きました。  
 1科目の最終章まで上記の要領で学習を進めました。
 1科目の学習が終わった段階で、「過去問」を1科目分まとめて解きました。
 2回間違った箇所は、ワードで作った「要点整理メモ」に入力しました。  
 「要点整理メモ」は1列目に【項目名】、2列目に【注意すべき内容】という構成です。
 労働基準法を例にしますと、1列目に「年次有給休暇」と入力し、2列目に間違った箇所のキーワードを入力しました。
 2列目には、過去問のどこに記載してあったかをすぐに確認できるように過去問のページ番号も入力しました。「44-E」(44ページのE肢)という具合です。
 一般常識以外の科目をすべて学習した後で、再び「過去問」を科目ごとに解きました。
 これで過去問を3回解いたことになります。
 3回目でも間違った箇所は要注意事項だと思い、「要点整理メモ」から別の「壁貼り用」というワード文書に転記して、部屋の自分の目に付く所に貼り付けました。
 一般常識で足切りされたくなかったので、R社の「一般常識」と「白書講座」を購入しました。  
 8月になってから、最終確認のために「過去問」を解きました。  
 このときは、択一式の1問を解答するのに要した時間と正解率を科目ごとに分析しました。  
 そして、労働基準法・労働安全衛生法は1問を2分以内で解き、経過措置の多い年金科目は4分で解くという具合に、時間配分を決めました。
 その時間配分方法が功を奏し、択一式試験終了20分前で全問解き終わり、自分が問題用紙に○をつけた肢を正しくマークシートに転記できているかもチェックできました。

2.受験生へのアドバイスなど 
 (1)語呂合わせを多用しました。
 ・雇用保険の基本手当の所定給付日数は3桁では覚えにくかったので、全ての所定給付日数を30で割って1桁(一部2桁はありますが)にすると覚えやすかったです。
・語呂合わせではないのですが、文字数が多いものは、短縮して覚えました。
 在職老齢年金の支給停止額の計算式で、「基本月額」は「キ」、総報酬月額相当額は「ソ」と略し、計算式を壁に貼って毎日見ました。
((2)時事問題に気をつけました。
 今年、厚生年金基金関係で連日新聞報道されていましたので、基金から出題されるかもしれないと思いました。
 基金の過去問は難問ばかりなので、「難問が出たら、みんなが解けない」と割り切り、基本事項だけを頭に入れました。br>   選択式で的中して、とてもうれしかったです。

 3.Tome塾の利用方法、感想など
 Tome先生ありがとうございました。  
 過去問の解説を見ても全然理解できないときに、先生の解説で勉強させていただきました。
 もし、Tome塾に出会えなかったら、難問の部分で足踏みし続け、前に進めなかったと思います。  
 先生の解説は具体例をあげて説明されていますので、とても理解しやすかったです。

4.今後の予定、その他
  現在も人事関係の業務を担当していますので、受験を通して得た知識を活かしたいと思います。 hr>
 スズノスケさん、合格おめでとうございます。(スズノスケ(赤胴鈴之助)さんといつもやさしく呼びかけていたのは、子役時代の吉永小百合でした)
・科目ごとの基本テキストの熟読とその後のドリル(問題集)による穴あけ攻撃。そしてこれらの繰り返し。
・自作の「要点整理メモ」の作成など、自らの工夫。
・時事問題への関心。
・試験では、徹底した時間配分コントロール
 合格のための秘薬がすべてそろっているように思います。
 今後の仕事にもきっと役に立つはずですので、ご活躍を祈っております。

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