講座の狙い |
いくら基本書による学習を進めても、社労士試験問題の正答率が上がらない人を多く見かけてきました。 |
その原因は、法令等が制定された狙いや、それが意味をもつ背景(実社会における現象)についての理解が不足しているからではないかと考えます。 |
この講座では、基礎に立ち返って、これらのギャップを埋めようとするものです。
また、基礎知識だけではカバーしきれない事項については、発展講座を設けて補足しています。 |
学習のポイント |
@基礎とは、建物で言えば「土台」、植物でいえば「根っこ」にあたる部分と、周辺の土質、土壌、空気などを
合わせたものです。
ここがしっかりしていないと、上にあるものもぐらついてきます。
地味で外からは見えにくい部分ですが、行き詰まったときは必ずここに立ち戻って学習しましょう。 |
A基礎とは、初級レベルという意味では決してありません。
本質的な部分を含んでいるだけに、かえって難しいところがあります。
時には、図書館等で専門書をひも解いてみることも、必要になるかも知れません。 |
B基礎であるからして、本来的には単純・明快な「原理・原則」からなるべきものなのですが、「原理・原則」には必ずといっていいほど、「例外」や「適用除外」がついてまわります。
そして、この例外などの存在が、学習を非常に困難なものにさせてしまうきらいがあります。
しかし、これら「例外」にも例外なりの存在理由があるので、そこのところを理解してやる必要があります。
「例外」や「適用除外」もまた「基礎」の一部分といえるのです。 |
社労士受験基礎講座 目 次
1 |
労働基準法 |
2 |
労働関係 (労働安全衛生法、雇用保険法、徴収法、その他労働一般) |
3 |
社会保険関係 (健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、その他社会保険一般) |
注:2と3については逐次拡充中です。
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